中高生(朝)クラス「ピーマンを描こう」4回目、完成!
2022年6月12日
こんにちは、本日、中高生(朝)クラスにて、「ピーマンを描こう」4回目を行い、完成しました。
本日最後の仕上げは、細部の描き込みです。そして、初めの設定を思い出し、その設定がしっかり表現できているか確認して仕上げました。
レッツスタート!
まず、確認したいことは、
①ピーマンの上の部分の暗いところの描写
②ピーマンの切り口の描写
③手とピーマンの接地面
です。
しつこく細かく見ていきました~!
①はピーマンの奥行きをあらわすために一度暗くしてそこで描写が終わっているので、そこからまたピーマンの表面に見える細胞のような細かい表面を描いて、自然の持つ表情をつかみたいところです。
暗いグリーンと明るいグリーンをつなげていきました。
②ピーマンの切り口の面を選んだということは、そこをしっかり描かないといけないと思います。
切り口の形、ピーマンの細胞の色の層、縁の面と他とのつながりなど、さらにしつこく見て描きました。
そして、③のピーマンと手の接地面を暗い色で描き込みました。そしてその描き込みでそこだけ浮いてしまっていないか確認して、なじませたり、大変ですが、がんばりました~!!
最後にスタートするときに決めた作品テーマを思い出しました。「迫力」と言うことだったので、それが表現でいているか自分で確認してもらいました。
種の描写が加筆され、動き空間もさらに出ましたね!!
最後の描き込み、仕上げでもし迷ったら、初めに自分で決めたテーマを振り返ってみてくださいね~!!
と言うことで、完成しました!
計6時間の着彩表現が完了しました。
6時間かけてどこまで描けるか、とても良い取り組みになったのではないでしょうか。
テーマの「迫力」に沿って、最後いいアプローチが出来て、画面がいきいきしたと思います。
色を丁寧に重ねて描写するのも大事ですが、絵は何が描きたかったかもとても大事な要素ですね。
自分の個性も知って、自分の得意もその表現にどういかしていけるか、色々詰まった作品になったと思います。
では、次の課題もゴ~ゴ~!!
けやき画塾