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受験クラス「アルミワイヤー、ペットボトル、ネット緩衝材」1回目


ドラゴン桜、面白い!

さあ、がんばろう!

6月5日(土)、受験クラスにて、「アルミワイヤー、ペットボトル、ネット緩衝材」1回目を行いました。

早いもので6月、2021年半分過ぎました。

最近、大学選抜の入試課題のモチーフが発表されました。今回は、そちらの課題にトライしていきます!

レッツスタート!

入試課題は、

鉛筆デッサン(270分)

次のモチーフを構成して、答案用紙(四つ切画用紙)に自由にデッサンしなさい。

[公開モチーフ]

・アルミワイヤー(ダイソーサイズ約2.0㎜x4.7m)

・ネット緩衝材 (サイズ約300㎜x450mm)2枚

・お茶(キリン生茶PET525ml)

です。

最近はこのような試験で出るモチーフを事前に公開している形式もあるのですね。

多種多様な入試形式があり、情報収集と勉強が必要ですね!

事前に試験に出るモチーフが練習できていいやん!!と思いましたが、みんなも同じ条件でした・・・。

ということで、周到な準備は勝利を招くです。

早速取り組んでいきましょう!

まず大事なことは、①出題文章をしっかり読むことです。

どんな条件が課されているのか確認することです。

そして、②落ち着いて構造を練るです。

アイデア出しをしっかりしよう。モチーフを使っていろいろ配置を組み立ててみよう。

組み合わせながら、ものの存在感、空間、質感の違い、それぞれの特徴を受けとめて表現していくことです。

観察して、自分の表現のねらいを決めていきましょう!

入試の時、構成に時間をかけるのはとても落ち着かな気持ちになりますが、ここに時間をかけれないとよい絵ができるとは限らないと思います。

静物デッサンは画面構成に最も時間をかけるものです。

エスキースすることで全体感を把握すること。形体や大きな動きの把握、そして中心モチーフの配置です。

ここまでは入試の事前に取り組めるってことですね、公開モチーフってことは!!

ゆっくり時間をかけれますね!

本日は色々①、②を中心に取り組んでいこう!

色々構成を試し、エスキースもして、配置が決定しました。

次は、画用紙にどのように入れるかですね。

画用紙横で描いていましたが、エスキースの計画と違ってきました。

これは、エスキースの段階でモチーフの配置の把握が間違っていた、よく観察できていないということになります。

エスキースは適当に大まかに描いてもよいですが、エスキースする意味は何なのかよく考えてみよう。

画用紙のどこら辺にどのモチーフがくるか、全体の大きな動きはどのようなものか、そして実際のモチーフの配置と相違はないかよく確認し、しっかり画用紙四隅まで意識して取り組みましょう。

そして、このモチーフの構成を見ると横より、縦方向に動きを感じます。画用紙縦に変更しました。

本日最後は、画用紙の四隅の余白です。

左右上下の余白のバランスをしっかり見ていきましょう。

余り過ぎて、全体が小さく感じられては絵が弱弱しくなります。

ぎりぎりまで攻める姿勢が大事です。

一通り画面のモチーフ配置が決まった時点で、離れて見て余白の確認と、画面全体の印象を見ていきました。

小さくまとまってしまってましたので、描きなおしを行いました。

本日ここで終了。

最後にモチーフ構成の狙い、どのように取り組んだかを発表してもらいました。

次回はその狙いをしっかり組み立ててモチーフの関係をより深く見ていきましょう!

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