中高生クラス「模写 モネ睡蓮」2回目
2021年7月11日
蝉が土から出て来て木に登って羽化するところを初めて見ました。
さあ、がんばろう!
本日、中高生クラスにて、「模写 モネ睡蓮」2回目を行いました。
生徒さん、モネ睡蓮の実物を見に行ったそうです。
この作品の特徴をリアルに見たということは、大きいです!
荒いタッチ、補色の色のハーモニー、筆触分割などなど、写真より実物はさらにリアルに迫ってきます。
描きながら、色々思い浮かべるのも数倍楽しくなりますね!
レッツスタート!
下地は前回、どんな色が置かれているか、色々試していい状態になっております。
今回は、ハスの葉から描いていきました。
ハスの葉は、光を受けて白く輝いています。
葉を水に浮かべていきましょう!
葉っぱも、もじゃもじゃしてますね。白で起こして、一度水面と葉を切り離していく作業です。
そして、次は、影です。
水の影、空に浮かぶ雲の影、緑の影、睡蓮の影などいっぱい影が描かれています。
それぞれ色が微妙に変化されています。
タッチもいろんな方向に動く感じで描かれています。深みと動きが出てきましたね!
そして、次は、緑の彩度を上げて、葉っぱのいきいきした感じを描きます。
この時の注意点はべたっと塗りすぎない、葉っぱでありながら葉っぱとして描き過ぎないことです。
描いていくうちに白く残している空間が浮いてきました。
生徒さん、もっと暗くしていきたいと、全体感をより詰めていきました。
本物見て体感したものがあると、大きな印象がよく見えるようになりますね!
そして本日最後に、大きく見ながら、全体的に暗いところをおさえていきました。
描き進めていくと、モネのいろんなこだわりが見えてきて、変なこだわりあるな~~って盛り上がりました!
雑な感じなんですけど、変にこだわりもありで、おもろい~~~ですね!
ということで、暗くトーンをおさえたことで、いい感じに全体がまとまりました。
次回は、ハスの花を描いて、仕上げですね!
パ~と花を咲かぜましょう!!
けやき画塾