中高生(午後)クラス「一点透視図法で部屋を描こう」1回目
2021年7月11日
皆さんは理想の部屋とかありますか。
さあ、がんばろう~!
本日は、中高生(午後)クラスにて、「一点透視図法で部屋を描こう」1回目を行いました。
一点透視図法は遠近法の一つで、直方体のすべての辺を奥にのばすと、1つの消失点に収束するという遠近法です。
この技法はいろんなところで使われています。
漫画の背景、インテリアデザイン、空間デザイン、風景画などなど。
3次元の空間を2次元に表現するときに使います。
この技法をおさえとくと、表現の理解度も広がり、楽しさもアップしますね!
レッツスタート!
参考作品を描きました。下描きは鉛筆で描き、ペン入れをして、水彩で着彩していきましょう!
まずは地平線の場所を決めます。
次に地平線の上に消失点を決めます。View pointです。
奥行きにつながる辺は、すべて消失点につながる線として描きます。
この地平線の位置と消失点のポイントで、部屋の空間が決まります。
部屋を描く場合、地平線が、
上の方にあると、床が大きく取れます。
下の方にあると、天井が大きくなります。
そこを踏まえて、どこに地平線と消失点を置くかをまず決めます。
生徒さんは、地平線と消失点を画用紙の真ん中あたりに決めました。
そして部屋の奥の壁を決めます。
消失点を挟んむ位置に、地面と天井の線を決め描きます。そして壁の線は垂直におろし、四角形を作ります。
四角形が奥行きの広さになります。消失点と四角形の角を通る線をのばすことで、部屋の奥行きを描きます。
これが部屋の空間の基本となります。
意外にシンプルでスゴイ表現ですよね!
そして、この空間に自分のイメージするデザインを作っていきます。
生徒さんは、2種類のイメージを作るそうです。
一つ目はお嬢様風の部屋、二つ目は自然風です。
イメージが膨らんでいるようです。
窓にカーテンを付けましたが、なんか違うとのことです。
自分のイメージするモチーフを集める作業もいりますね。
情報収集も時間があればスケッチブックに集めるとよいですね。
イメージが作りやすいです。
では次回は、どんな展開があるかな!!
イメージを色々展開して、素敵なお部屋を描こう~!
けやき画塾