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2022年8月28日(日) 受験クラス 「平面構成」1回目、 「立方体のデッサン」2回目


こんにちは、2022年8月28日(日)、 受験クラスにて、 「平面構成」1回目、「立方体のデッサン」2回目を行いました。

平面構成は春と秋をテーマに制作します。今回はアイデア出しデッサンです。

そして、立方体のデッサンは形の確認と3面の明暗を見ました。

レッツスタート!

まずは、ボードに紙を水張りし準備しました。紙を乾かす間に、春と秋をイメージした構成のデッサンを考えます。

条件は、

画面に20㎝x20㎝の枠を2つ作り、その中に

・正円と正方形1つ

・直線2つ

・円弧2つ

を配置して、春と秋を美しく構成し表現せよ。

尚、20㎝x20㎝の枠は画面と並行で、正円と正方形は枠内からはみ出さないこと。

です。

デッサンでそれらの条件でいかに、春と秋のイメージを作るか!

デッサンで意識したいのが、構図では疎密、そして、色では明度設計です。

一回で決めず、色々出す、試すことが今は大事です。

色々アイデアを出しスケッチしました。それらを見てみると、自分の美意識的な、やりたいことの大きな造形的つながりが見えてきましたね。

そこをつかんで、もう一歩、疎密などポイント作りを詰めて、明度設計をしました。

そして、下描きを行い本日終了。次回は色を作りのせていきましょう!

形を動かす、組み合わせることで無限にイメージは広がっていきますね。

 

 

立方体のデッサンは、形が少し幅広く感じられますので、再確認しました。

縦と横の対比は合っていると思いますので、それぞれの面の辺の傾きが違うと思われます。

立方体は、何か違うなと感じたところばかりを直すのではなく、全体を見て、形を動かさないと直らない場合が多いです。

あらためて見ると、奥行きが少ないので、平べったく見えるのだと思います。

奥行きは、右の面の辺の傾きです。

傾きがもう少し強く出ているのかもしれません。

色々原因はありますが、明暗も付けて全体の印象を見ていきましょう。

暗い面からトーンと丁寧に作っていて良いですね。

3面の明暗をしっかり作りましょう。明るい面も白のままで残さず、軽くタッチを入れて、一つの存在として大きく捉え、描いておくことも大事です。

そして、明暗ものせても、やはり幅広く見えるので、これは、何か!

確認したところ、やはり、右面の下の辺の傾きの角度が足りていない、もっと鋭角に上がっています。

そうすることで、面がのパースが強くなり、ぐっと奥に引く面となり、空間が作られ、奥行きが出てきます。

そうすることで、横と縦の対比は同じでも、面が広く見えます。

視覚って、不思議ですね・・。

次回は仕上げて、立方体の手ごわさをここで押さえておきましょう!

けやき画塾

 



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