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中高生クラス「模写 モネ睡蓮」1回目


先日、アサヒビール大山崎山荘美術館に行ってきました。

さあ、がんばろう~!

本日、中高生クラスにて、「模写 モネ睡蓮」1回目を行いました。

印象派の色の使い方をこの新緑美しい今、取り組んでまいりたいと思います。

モネの睡蓮を描いていきましょう!

そしてなんと現在、近場でモネの本物が見れるところがあります!

JR山崎駅下車、約徒歩10分の場所にある美術館、アサヒビール大山崎山荘美術館です!

開館25周年記念「夢をめぐる 絵画の名品より」展覧会が開催中です。

そこに展示されているクロード・モネ《睡蓮》1907年制作の作品を描いていきましょう~~!

ぜひ時間があれば、本物を見に行ってほしいです!

レッツスタート!

まずは、縦横の比率を測り格子を作り、原画の大体の形や配置を見ていきます。

早速着彩に入ります。

一番下にどんな色が置かれているかよく見て、考えてみました。

また、モネの絵画の特徴の一つ、大胆な筆さばきも見ていきましょう。

モネは野外で制作し、移り変わる光の印象を素早く描きとっていきました。

モネのタッチ、絵の具ののせ方もよく見て近づけて描くと、絵の空気感も作れます。

二層目には、くすんだピンク色を重ねました。

徐々に陰影の層を濃くしていくかんじです。

次に葉の写り込みを描いていきます。

展開がとても速いですね。モネの筆さばきと、制作の速さを感じます。

葉の映り込みは、動きがあり、細いタッチで重ねられています。

深い青系の緑から、黄色系の茶色よりの黄緑など、多様な緑を場所ごとに使い分けています。

そしてモネの絵画の特徴その二は、影の色です。

影の色もたくさんの色が作られ、光の変化を表現しています。

葉の影、水の影、雲の影、それぞれの固有色の色に対しての影の色補色をよく使っています。そして空間の位置関係などでいろいろ描き分けしています。

とてもよく考えて画面が構成されていると、よく見ると実感させられます。

そして、モネの絵は荒いですので、制作途中は何を描いているかよくわからん感じです。

しかし、最後にパアッァ~とイメージが表れてくるんだと思います。感動的ですね!

途中は混乱しますが、わからんー!でいいと思いますので、モネの絵にくらいついていきましょう~~!

いい感じに色の層が出てきてますので、次回は、睡蓮の葉や花も描いていきましょう~!

モネの睡蓮の世界へようこそ~!

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