立体感をつかむ!
2019年12月15日
新芽が出てきました、けやき画塾です。
ヒヤシンスの球根から芽が出てきました!!
そして、植木鉢に植えたクロッカスの球根からもぽつぽつ芽がでてきました!!!
こっちもあっちも、かわいい芽!
師走の癒し発見です。
本日は中高生クラスにて平面デッサン「石膏デッサン・球」を行いました。
この課題は先週から2回にかけて取り組みました!
石膏像の球をモチーフに、ものの見方の基本を学ぼうと思います。
課題のポイントは、
「立体感をつかむ」
一、構図、形
二、球の面
三、光・陰影
この三点を意識して描くことで、立体感をつかむことができます。
では、レッツスタート!
「立体感をつかむ」の第一ポイント
一、構図、形
画用紙に石膏の球の形を、かっこよく入れよう。
まずは形!
画面上に、どっしりとよい位置に配置することが大切ですね。ここから始まります!
丸って意外に難しい~~
しっかり球の縦横を図って描きました。
「立体感をつかむ」第二のポイント
二、球の面
面とは一体・・・と言うかんじですが、
立体を構成している表面のことを面と言います。
実際、立体は区切りなくその面で覆われています。
球は表面が滑らかでよく識別できませんが、
水平、垂直、斜めの各面に面を意識し観察することができます。
面の向いている方向を観察しながら、
大きなストロークでタッチ(線)を面に沿って描写しました。
見えない面を意識して見る、この感覚は、始めたばかりでは解りづらかったかもしれませんが、
大切な立体の見方の一つですので、たくさん描く中で身に付けてほしいです!
そして最後に
「立体感をつかむ」の第三のポイント
三、光・陰影
立体が見えるということは、光がものに反射してまたは発光して、その光を目が認識することで見えるということです。
立体物を描くことは光を描くことでもあります。
光を描くには陰影が必要です。
先ほどの面の意識に光を加えることで、より一層、立体感を表現することができます。
光・陰影は調子(トーン)の変化を観察し、全体的に比較しながら描くといいでしょう。
調子(トーン)はいわゆる、濃淡と言ってもいいですね!
細かい部分で見ないで、画面全体で整えていくことが大切でね。
こららを踏まえて、描いては消し、描いては消しを繰り返し、立体感を作っていきました。
そして完成!!!
立体感というワードは初めてとのことで、ナンダナンダって感じたかもしれません。
しかし、この練習はきっとこれから、ものの見方に変化を与えてくれると思います。
同じことの繰り返しで、つまらない部分もあったかもしれませんが、
よくここまで描くことができました!!
はじめての立体感!!いい感じ!
がんばって取り組んでました!
GREAT!!!
けやき画塾