中高生クラス「ミケランジェロの素描の模写」1回目
2022年4月26日
GWの中盤は天気がよいようです。
中高生クラスにて、「ミケランジェロの素描の模写」1回目を行いました。
前回はスケッチ&ドローイングで、今回は模写です。
観察と描写の練習をしていきましょう~!
レッツスタート!
ミケランジェロ・ブオナローティ
《理想の頭部》
(赤チョーク・紙 20.5㎝x16.5㎝)アシュモリアン博物館オックスフォード蔵(イギリス)
模写していきます。
模写の流れは、
①マス目を画用紙に描く(画像との比率を合わせて正確に描くことが必要)
②マス目と図の接点を取って、大きく線でつないで像のアウトラインをまずつかむ。
③図と地を見ながら細かい形を見ていく
④アウトラインが出来たら、像の中も描いていく(部分的に似せようとするのではなく、形を面で見て立体的に描くことで自ずと似てくる)
⑤タッチの方向、強弱も意識的に見ていこう
ということで、まずはマス目を正確に描きましょう。
これが意外に難しい!一度自分で行うと、要点がつかめて後々便利です~!
マス目が出来たところで早速、大きく形を見ていきましょう。
大きく形を見ることで、絵が早く描くことができ、バランスを見る力も付きます。
マス目をいかして、正確に形を見ていきましょう~!思い込みで描かない訓練でもあります。
大体の形が出来たら中身も描いていきます。
パーツも描き進め顔が認識できてきました。
全体を見て印象が違う場合は、マス目の中でそれぞれのパーツの位置があっているかどうか確認したり、パーツが全体の一部としてバランスよく描けているか、大きく見て確認していきました。
アウトラインの形が丁寧にとられ、大きさ、像の印象も出ましたね。
次回は顔の中身を形、面でとらえながら描き進めていきましょう。
スムーズに進んでいます。積極的に形をとらえていますね。
少し部分的になっているところがあるので、大きな面も見ながら進めるとまとまりが出てくると思います。
では、次回もドシドシ描いて仕上げていきましょう~
ミケランジェロの作品は筋肉が凄いですね~!
けやき画塾