中高生クラス デッサン「身近な物のデッサン・ガラスびん」1回目
2020年9月13日
涼しいような、蒸し暑い今日この頃、けやき画塾です。
エアコン使用がだんだん減ってきたなと感じます。
おしゃれな羽織を着て、季節を先取りには汗が・・・暑すぎる・・・微妙なところですね。
最近、鉢植えのユーカリが枯れてしまい、とても悲しいです。
ちょっと水やりをサボってしまいましたら、いっきに全体的に葉がしおれ、枯れていました。
特に根元は葉が茶色になっていました。
あんなにきらきら、ひらひらと、小ぶりの丸い葉がグレーグリーンで洒落ていたのに・・・悲しい。
ユーカリの軽やかさがとても好きで育てていましたが、自然は甘くないですね。
ユーカリにもたくさんの種類があり、600種もあるようです。ユーカリといえばコアラ、コアラが食べるユーカリは12種類とけっこう毒性が強いユーカリみたいです。
オーストラリア、タスマニア島、ニュージーランドに自生し、大きいものでは70~100mの巨木になるそうです。
根を深く伸ばし、水を吸い上げる力が強いことから、砂漠化した地域の緑化によく利用されているそうです。生命力強いんですね。家のユーカリも一時まで、すごく伸びて枝葉も広がり、元気でした。
しかし、乾燥しすぎもやはりだめみたいですね。ちゃんと水をやらないといけない。今年は暑かったので特にですね。ガーン
キャンドルなどもいい香りがして、ステキですよね。
またいい出会い期待してます。そして、努力します、ユーカリさん!!
本日は中高生クラスにて、デッサン「身近な物のデッサン・ガラスびん」1回目を行いました。
デッサン続きでそろそろ色使いたいかな~と思いました。
デッサンの面白さも感じてくれてるようですので、ここでさらに見る力の定着をはかりたいと思い、身近でよくあるベタなモチーフをテーマにしました。
これは避けて通れない!!!
ガラス、びんです!!!
避けて通れん、ぜったい出てくる。
素材感、特徴、そして、円柱形と、基本が凝縮されています。
身近にこんなに勉強できるものがあることもちょっと驚きだよね。
っということで、ポイントは、
目で見てそのままの印象を描くことも大切ですが、今回はデッサンの勉強ということで、
しっかり補助線を引いて、形をしっかり取る練習をしよう!
楕円形はとてもシンプルで簡単そうですが、しっかり形が取れていないと、違和感が生まれます。
びんは人間が作った幾何学的形なので、頭で理解して描くことも大切になってきます。
デッサンのさらなる細かさに、レッツスタ~ト!!
びんのそれぞれの部分(注ぎ口、びんの肩、水面、びんの底)の楕円形は大きさが異なってきます。
目の傾きが異なってくるので、楕円の大きさが、下に行くほど大きく見えます。
そして、楕円をきっちり描く方法として、長辺と底辺を決め四角を作り、その二等分(中心線)を決めて、楕円の上下左右の端を決めます。
ここをつなげて楕円を描きます。
これがびんなどの円柱形を描くときにとても大切な頭の部分になります。
これを頭に入れておけば、イメージが描きやすくなります。
こればっかりに頼ると、頭で描いた面白くない絵になりますから要注意ですが、
これに加えてしっかりモチーフを見ることが大切です。
むずかし~~~けど、がんば~~~
画用紙にしっかり大きく入って、形もきれいに取れてきてますね!
あたりをしっかり入れて、物の狂いをなくす心意気がデッサンには重要です。
めちゃめんどくさい~やつです。(先生の私的意見)
そして、手前にあるテニスボールも描きましょう~。
なぜここにテニスボールがあるのでしょうか!
それは、素材感の描き分けのためなんですね。
ガラスの硬くぴかっとしたのと、テニスボールの布の柔らく光を吸収する性質の違いです。
この違い描くの楽しみだよね~~
そして、ガラスの立体を追っていきました。
そこで、着彩の予行演習と思って軽くエンピツをのせようと思いましたが、ここは、やっぱりエンピツデッサンで、きっちり見ていこう、見ていきたいということになりました。
テーマの着彩デッサンを改め、エンピツデッサンとなりました!
がんばっていきましょう~
今日は形を取ることがメイン。
構図よく、しっかり楕円のことも学び描くことが出来ました。
この基本が出来ると、いろんなことに応用できるようになります。
今日は、ここまで。
しっかり形とらえることが出来ました。
あとは特徴、素材感をつかんで描き込んでいきましょう~
ガラスは透明で複雑ですが、描き応えあるということで~
描ききったら爽快だと思うよ~
ホントカイ~~ソウカイ~~~
では来週もレッツトライ!!
けやき画塾