少年・土曜日・隔週(B)平面「月がとってもきれいから~月へ、行ってみよう!」
2020年9月26日
秋の田の仮穂(かりほ)の庵(いほ)の苫(とま)をあらみわが衣手(ころもで)は露にぬれつつ、けやき画塾です。
この歌は、百人一首の第一番、天智天皇の歌です。
現代語訳
秋の田園のほとりにある仮小屋の、屋根を葺(ふ)いた苫の編み目が粗いので、私の衣が露に濡れていくばかりだ。
内容
田園の隅に建てた仮小屋に泊まり、獣が来ないよう番をしていると、夜も更け、冷たい夜露が屋根からゆっくりしたたりおちてくる。屋根を葺いた苫(スゲ・カヤ)の目が粗くて隙間があるから、夜露は私の袖に落ちて、着物はだんだん濡れほそってくる。
夜に静かに黙想しているような静寂さと、晩秋の夜の透明感が強く感じられる。
画家ミレーの「晩鐘」との共通するものがある。
ちょっと差がつく百人一首講座より 抜粋
また、百人一首には、21番目の素性法師の歌に、
今来むと 言ひしばかりに 長月(ながつき)の 有明(ありあけ)の月を 待ち出(い)でつるかな
があります。
現代語訳
「今すぐに参ります」とあなたは言ったばかりに、9月の夜長をひたすら眠らず待っているうちに、夜明けに出る有明の月が出てきました。
内容
あの人は「すぐ行いきます、待っててくださいね」なんて行ったのに。優しそうな人だっだのにな。結局私は待ちぼうけ。
この歌には毎夜袖が乾かない、といった泣きくれるような激情でなく、どこか呆れたような独特のやるせなさが感じられます。
女心と秋の空、何て言いますが、男の約束も当てになりませんね。
ちょっと差がつく百人一首講座より 抜粋
今回は、秋も深まりを感じる中、中秋の名月として名高い秋の風物詩の月をテーマに制作しました。
春の花に対して、秋の代表は月です。たんに「月」といえば秋の月をさします。
秋の夜長、忙しい合間のちょっと一息、温かいお茶を飲みながら、お月さん眺めるのも、いとおかしですね。
お茶じゃない場合も、ありです、美味しい、うまい、ジュースです!!大人は、ルービーですね!
本日は、少年・土曜日・隔週(B)クラスにて、平面「月がとってもきれいから~月へ、行ってみよう!!」
を行いました。
お月見でゆっくり楽しむのもありですが、ちょっと夢膨らむ感じで、月に行っちゃおう~て企画です!
月に行くってどんな感じかな~とイメージ膨らませて、描いていきましょう~~!
本日のポイントは、
参作は先生が月に行ったら、うれしいのと、ドキドキと、もう複雑すぎて、知らんけど月に来たど~~と言う気持ちを表しました。
人それぞれ、どんな感じで、月に行くのかな!
生徒さんの月への旅見てみたい!
では、早速、レッツスタート!!!!
でっかいロケットに乗って行きたいとのことです!!
おお~いいんじゃない~~~
そして~~~
かわいい琥珀ちゃん(ねこちゃん)と一緒に行くとのことです!!
琥珀ちゃん無重力でひっくりかえってるのね~宇宙空間楽しんでるね~~~
そしてシャンデリアのある飛行船、未来はゴージャスな宇宙旅行が実現してそうね!!
そして、宇宙人も登場!
背景を藍色で、しっかり塗っていきました。
宇宙人のお目目
真っ黒でおおきいくて、かわいい~~て思っていたら、生徒さんは、
怖い、怖い、怖いと何とかせねばと言う感じでした。
そして、
白い光を足しました。かわいい~となり、一件落着!!
生徒さんも宇宙船にのってふわっと浮いて楽しそう!!そして、琥珀ちゃんはシュークリームみたいな色でとってもキュート!
肉球がかわいいそうです。シュークリームみたいにかわいいけど食べられないよ!!!!とのことです!!
そして、地球はキラキラペンのインクを水に溶かして、マーブル模様にしました!!これは、とてもキレイに、惑星っぽくなりました!めちゃ発見したね!ワンダフル!!
月は一色でシンプルに!
そして、ロケットのデザインで締めくくりました!!
ロケットはKOHAKUGOUです!
琥珀ちゃんの好きな色、ピンクと琥珀色をメインとしてデザインされています!
めちゃ愛に溢れてるね~~^^
そして完成です!!!
作品タイトルは、
「にゃんにゃん琥珀号でやってきた!!」
です!!!!!
めちゃ楽しいタイトルじゃん!!
月のクレーターも楽しくなって、ハートマークだね!!
宇宙の旅、めちゃ楽しそう!
宇宙人王子もお出迎え!
背景のしっかりした暗い藍色と、月と、地球の淡い色味の対比がとても効いています。
オリジナルの発想力もしっかり形に出来ています!!!
アメージング!!!!です!
KOHAKUGOUの宇宙船、宇宙、優雅に回遊しています。贅沢の極み!
琥珀ちゃんも地球は青かったニャンと言う日が近いね!!
けやき画塾