体験教室「手のデッサン」
2021年8月10日
温帯低気圧、風が終始強かったですね。
さあ、がんばろう!
本日、体験教室にて「手のデッサン」を行いました!
暑い中お越しくださりありがとうございます。
絵はよく描くとのことですが、デッサンを本格的にするのは初めてとのことです。
手は絵画では、顔と同じくらい語り掛けてくるキーアイテムですね。
普段使っている自分の手をじっくり観察してみましょう!
レッツスタート!
普段から描いているので、鉛筆の線がとてもなめらかです。
そして形もよく取れています。
初めの段階は細かくならずに、大きく見るとよいですよ。
大きく見るとは、構造を見て、大きな面の切り替わりを組み立てていく感じです。それが立体感につながってきます。
手のポーズは手の平が見える形です。
大きく分けると、手の平は手前の側面とし、親指の部分は上面、そして手の甲は向こうの側と立体の構造を把握する描き込みが必要です。
タッチを大きく入れていきました。
そして、最後の描き込みは、手をよく見て、全体を見て、バランスの強弱を付けました。
手前と奥を意識し、線が同じになっていないか確認したり、明暗のバランスは良いか見ていきました。
この時注意したいことは、絶対手を見ることです。終わりほど観察して、見つけ出すことが重要です。
デッサン上だけで行うと今までの積み重ねが活きてきません。
そして、完成しました!
手のボリュームがしっかり描けていて、厚みもあります!!
形は微妙な指の形の変化をとらえていて、動きがありますね。
明暗は明るい面と暗い面の変化も捉えられています。
タッチも工夫して立体感がでましたね!
「よく見て描くとは」を実感してもらえたのではというデッサンになりました!
自分の可能性を広げてくれるのがデッサンです。
デッサンは意外に面白いよ~!!
ぜひ、よく見て、発見し、絵の世界を広げていってください!!
けやき画塾