少年・土曜日・隔週(B)10:00~11:30「野草を描こう」
2020年4月25日
菜の花の黄色も素敵ですが、最近タンポポの黄色も好きな、けやき画塾です。
最近、散歩していると、道の脇に生えている野草の多種多様さと元気さに、目が釘付けです。
野草は、寒い冬を乗り越え、元気いっぱい太陽の光を浴びようと成長しています。たくましい~~
そして、野草の花も可憐に咲いています。
細かい花が多く、葉の間からちらちら見える感じも、いとおつです!
そのなかで、タンポポはよく見ないと通り過ぎてしまう感じです。
背がそんなに高くなく地に近い育成環境と、数が密集して咲いていない、ぽつぽつ生えている感じが理由です。
子どもの頃は、どこでもある地味な感じでそんなに好きではなかったのですが、
いまはなんだか、がんばってる感じと、意外にデザインが個性的なところ、葉っぱがギザギザで、花も黄色が温かみがあって、ほそい花びらが複雑で、好きです。
そんな最近のたんぽぽ、ニホンタンポポとセイヨウタンポポという2つの違うタンポポがあるということです。
知らなかった・・・。
ニホンタンポポは日本の固有種のタンポポで、セイヨウタンポポは外来種です。
最近では約8割がセイヨウタンポポ類だといわれています。
そのような状況ですが、ニホンタンポポも春には、昔から環境の変化が少ない場所でしっかり咲いているようです。例えば、神社や田畑など。
セイヨウタンポポとニホンタンポポの見分け方は、花びらの付け根にある緑の部分、総苞片(そうほうへん)が反り返っているかどうかです。
ニホンタンポポは、総苞片が閉じている(丸まっている)。
セイヨウタンポポは、総苞片が反り返っている。
違いは、花の裏側に隠されていました!
これはちょっとした楽しみができました。タンポポあるあるですね!
皆さんもちょっと散歩される際は、タンポポあるあるしてみてください!
今回は、少年・土曜日・隔週(B)10:00 ~11:30にて、平面「野草を描こう」をおこないました。
ポイントは、
①身近な自然、豊かな形
②それぞれの特徴をよく見て、描こう
③墨で描くと線が面白いね!
です。
身近なものからたくさん発見しよう!!
レッツスタート!
その前に、急いで、道脇に生えている野草を取りに行きました!
色んな野草が生えてるね!
好きな形の野草を選んでもって帰ろう~
ですが、アブラムシが苦手ということで、先生がつみとりました^^
描画は、割り箸を削り、ペンにしました。墨汁を使って描きます。
細かく描けて、いい味で出ますね!!
割り箸ペンはさきを削ることができるので、自分で好きな幅に調節できるのがいいね!
墨汁はにじみ、こすれ、などたくさんの線描表現が出来ます。
野草を5~6種類取ってきたので、どんどん描いていきましょう~
そのまま形をなぞっています!おお、それもまた面白いね!!
葉の葉脈はなんと、爪楊枝をさらに削って細くしたものを使いました!
線の表現の幅が多様で面白い!
描いているうちに、図鑑みたいだな~ということで、野草の名前も書いて、草図鑑にしました!
しかし野草の名前をよく知っててびっくり!すごいね。
いいじゃん~~^^
そして、着彩は、パステルで柔らかく色をのせました。
途中、事件がおこりました。
生徒さんの服のそでが・・・・
赤いパステルがひじの辺りまで刷り込まれていました・・・・おおお・・・
大変でしたが、石鹸でもんで、なんとかとれました。
以後気をつけねばねば・・・
そして、完成しました!!
野草のそれぞれの形をよく見て描けています。細かいところもしっかり描いて、まさに図鑑!
墨汁の風合いも活きています。野草の軽やかさ出ています。
2020年4月、自分が住む近くの道で採取した自然、野草です。
こんな野草が生えていました。
大きくなっても同じ野草が生えているか調べてみてくださいね!!
ステイホームな今日ですが、身近な自然から面白いこと発見してみてください!!
けやき画塾