中高生クラス「クロスハッチングで描こう」1回目
2021年5月24日
つかの間の晴れでしょうか~!
さあ、がんばろう~!
5月23日(日)、中高生クラスにて、「クロスハッチングで描こう」1回目を行いました。
クロスハッチングは、明暗、奥行きを表す線描の技法です。
明暗、奥行きは線の交差で密度を調節し表し、明部は白地の描かない部分を利用して描いていきます。
クロスハッチングは、見たのもを描くという理解と見方を表す方法として代表的技法です。
ではレッツスタート!!
まずはハッチングでグレースケールを作りました。
線の交差をバランスを見て重ねていくと、このように濃淡がきれい表現できます。色を塗った感じとはまた違った表情がありますね。
ではスケールもできたところで、モチーフを見て描いていきましょう~!
今回のモチーフは、モランディのような感じでセットしました!!
それぞれの形と、その間にできる形なども面白いですし、モチーフの集合で見える空間がありますね。
見ることと描くことの練習にクロスハッチングはとても良い技法です。
きっちりしたデッサンではないので、大きく見てモチーフを描いていきましたが、画面の左右の余白に偏りが生じてしまいました。左が詰まって右は空いている状態になりました。
画面の余白は絵の印象を決めますので、どんな時でも大事です。
描きなおすことを決意!!
がんばれ~~!!
そして、書き直し、いい感じに余白のバランスもとれました。
見ることは厳しいですね!!
右手前の白い陶器の形が難しい~~!!とのことでした。確かに!!
上から見ると四角の口で、横から見ると丸みがある!!どう描いたらよいか・・・
いろんな角度から見てることはとても良いですね。
そして、本日終了しました。
クロスハッチングの前も大変だったとのこと。
確かに!
形も構図もしっかり見ていい感じに下描きできたね!!
余白の形もバランスもいいですね!
クロスハッチングが待ってますね~~!!
レッツトライ~~!
けやき画塾