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中高生(午後)クラス「模写モナリザ」着彩5回目、完成!!


蒸し暑くなってまいりました。

さあ、がんばろう~!

本日、中高生(午後)クラスにて、「模写モナリザ」着彩5回目を行いました。そして、ついに完成しました!

下描きから、着彩まで、モナリザの旅がついにゴールを迎えました!

下描きは、優雅なアウトラインを描き、また、モナリザの顔の不思議さに向き合いました。

着彩は、ダ・ヴィンチが用いたスフマートのように、色彩を何層も重ね、深みとボリュームを作っていきました。

全体的に大きくとらえながら、モナリザの絵に迫っています。

レッツスタート!!

最後の仕上げとして、本日は、

①髪の毛をより暗く

②服のしわを描く

③手の描き込み

をしっかり見ていき、ぐっと暗い部分を暗くして、全体を引き締めていきましょう!

まずは、髪の毛を暗くしました。

絵の具が乾くと若干明るくなるので、2~3回色を重ねて暗くしました。

そして、服のしわを描いて、より暗く、服のボリュームを描きました。

深い色ができてきました。

そして、最後に手の描き込みです。

今の状態では、手が明るすぎて、前に出て大きく見えています。

暗い部分をしっかり暗くして、手の面積を小さくさせましょう。

指の先から第二関節までは暗くなっています。少し奥に曲がっていて暗くなっています。

陰影をつけましょう。

それが乾いたら、次は、

それぞれの指の立体感を描いて丸みを付けて指を細くしました。

そして、完成しました!

色を多層に重ねたことにより、深い奥行きが表現できています。

ボリュームもしっかり出て、モナリザの優雅さが美しいですね。

色も丁寧作って、微妙に水の分量も考えて、濃淡を変えて描きました。

とても色の層が自然です。

ダ・ヴィンチの絵画技法の神髄に触れたのでは!!

絵の構造の勉強もしっかりできて、とても良い取り組みだと思います!

この絵の進め方は、現代のキャラクターなどを描くときも同じです。

どんどんこの技法を自分の作品に使っていってくださいね!

お疲れさまでした!

ビバ、モナリザ!!

けやき画塾

 

 



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