2022年10月2日(日)受験クラス「静物デッサン」4回目、「球のデッサン」3回目
2022年10月7日
こんにちは、2022年10月2日(日)受験クラスにて、「静物デッサン」4回目、「球のデッサン」3回目を行いました。
静物デッサンは、固有色を置くことを念頭に進めました。
球のデッサンは、明暗の暗の色をもうワントーン増やして色の幅を作りながら、仕上げていきました。
レッツスタート!
固有色をのせていきますが、どこの色が一番暗くて、どこが一番明るい色か、全体を見て決めて色を置いていきました。
一気に黒く色を置くのではなく、立体に沿って色を柔らかく置いていてよいですね。
一つしっかり描いて次へと言う感じではなく、大まかに色を全体に置いてバランスを見て、個々を仕上げていくと早く描けるようになります。
形もそうでしたが、色も、全体の比較が大事になってくるところです。
鉛筆の色幅の練習もあるので、どうしたら色の幅が作れるかなども考えて行えるとよいですね!
次回は、個々の立体感と細部の描き込みですね!
そして、球のデッサンは、トーンの幅を作るを最終目標として、自分の納得できるところまで描いて終了です。
石膏の球ですので、真っ白ですが、陰影があり球と見えます。
白でもしっかり色をのせることが大事です。
明暗の暗の色幅が特に暗い色が少なかったので、もう少し思い切って色をのせることをしていきました。
だいぶ暗部のまとまりが出来て、立体の強さが出てきました。
そして、次は影です。
接地面付近が暗くなっていますが、球のどこからどこまでか、しっかり見ることが大事です。
これで、球の丸みや、接地面の状況などいろんなことがあらわれてきます。
影をないがしろにすると痛い目にあいますので要注意です~~!
そして、完成です!
色のトーンを丁寧に作っている鉛筆の重ね方などとてもいいと思います。
白いものでも色をのせて表現しつつ、白いものであることが伝わってきます。
反射光が明るい場合もありますが、反射光として表すにはどうしたらよいか、比較したり、大きなまとまりのバランスを考え、
そして観察したうえで描いていってください。
次回は組モチーフを行いましょう!
けやき画塾