少年・日曜日・毎週クラス(13:00~14:30)開始!平面「花の世界を表現しよう」
2020年7月27日
蝉の季節到来、けやき画塾です。
蝉はいっせいに鳴いて、いっせいに鳴くのを止める、不思議です。
鳴き声もいろんな種類があって、それぞれの鳴き声が聞こえる時期も違いますね。
今は、ミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミンミン
今回はお花をモチーフに絵を描いていきます。
そしてここで、3回に分けて、私のお気に入りお花の名画を3つ、ご紹介します!!
実物を見てより感銘を受けたものになります。
では1つ目は、「プリマヴェーラ」(伊:Primavera )です。
サンドロ・ボッティチェッリ(Sandro Botticelli)作です!ボッ・・・ティ・・・ンン・・読みにくい画家、あるあるです。
ルネサンス期1482年ごろにイタリア人画家サンドロ・ボッティチェッリによって描かれて作品です。
「春」などとも呼ばれます。
木の板にテンペラで描かれていて、数百年前に描かれたものですが、今も保存状態がすばらしく、細かいところまで鮮明に色彩を輝かせています。
絵の前に立つと、描写の鮮明さにうっとりします。
それもこれも、この絵画技法テンペラによって成り立っているんだなと技法材料のすばらしさにも感動!
テンペラ画とは、顔料(色のもと)を卵などの媒剤と混ぜて描いた絵画作品です。
卵!!!使ってんの!!ってはじめは驚きました。驚きません??
卵で絵の具をつなぎとめているのです。フライで、卵に通してパン粉をつけるみたいなイメージですね。
それはさておき、作品は、いたるところにかわいい小さなお花が散りばめられていて、とっても可憐でゴージャス!フワフワ~
作品も大きく(203 x 314 cm)、自分も絵の登場人物の一人になってお花と戯れて、ララララ~~~~て心躍ります。
イタリアのフィレンツェのウフィッツ美術館に所蔵されています。
いま、海外旅行は難しい時期ですが、この困難を乗り越え、フィレンツェに行く機会があればぜひというか、ぜったいッ見てほしい名画です!!
では2作目もお楽しみに!!
本日は、少年・日曜日・毎週クラス(13:00~14:30)がスタートしました!!!
いっぱい作品作って、絵の世界を楽しもうネネネ!!
では、今回のお題は、平面で「花の世界を表現しよう」です!
画用紙いっぱい自分が感じたお花の世界を表現していこう!!
ポイントは、
画用紙いっぱいにお花を描くことにチャレンジしてくださいね!
お花はあんまり描いたことがないとのことですが、いつも通りよく観察していくことからはじめよう!!
ではレッツスタート!!
鉛筆薄い~~~あまり見えないですが、しっかり画面に大きく入れています。
ダリアの大きさも掴んでから、細かい花びらの重なりを加筆していくところ、とてもいいですね!
大人な、下描きですね~~~~^^
大まかな形がとれたので、次は色を塗っていこう!
生徒さんチョイスは、色鉛筆で色をスタート!
100色色鉛筆を持っていて、家でよくぬりえをするとのこと!
ここは慣れた手つきで、さささ~~~と、ミドリでも色味を数種類組み合わせて描いていっています。
そして、色鉛筆で色の加筆が出来ました!と生徒さん!!
お花の花びらの表現で、線のタッチが、面白くて、おしゃれ!!
このおしゃれなタッチをいかしながら、絵の具で着彩し、絵の密度を上げていきたいね。
色鉛筆の軽やかさを生かしたいので、絵の具でベタッと塗らない方向がいいかもね!
今日の最後の仕事として、お花の鮮度がいいうちに、お花の色を足しましょう!
ちょっと花びらが重なって濃くなっている部分を意識的に置くような感じで色を塗ろう。
トントントンと、色鉛筆のタッチを思い出して!
それとハーモニー作ってね!
筆の動き質感をいかした着彩だね。いい感じです~
お花の色もいい色だね!
そして、今日の仕事終了!!
筆の使い方が流れるようで個性あります。
おじいちゃんから教わったとのこと!!ゴイス!
この技をいかして、すばらしい自分の技法にしましょう!
次回は背景も描いて、全体感を作っていきましょう!!
じっくり、絵に取り組んでいこう、楽しい作品作ろうね!
エンジョイアート!!
けやき画塾