受験クラス 鉛筆デッサン「球を描こう」4回目、完成!
2021年1月18日
新年の目標の一つは、ランニング週三回です・・・。
さあ、がんばろう~!
1月17日日曜日、受験クラスにて、鉛筆デッサン「球を描こう」4回目を行いました。
年をまたぎましたが、本日完成です!
空間も感じられる描写で、モチーフにしっかり向き合ったよいデッサンになりました。
今回は、全体的な締め作業です。
大きな構成を築いてきて、今日は大きく見ながら、細かく描写を加え、画面を引き締めて仕上げていきましょう~!
本日のポイントは、
ここまでいい感じに積み上げてきたものをさらに強めて、画面に緊張感を作っていくには、
モチーフの関係性をしっかり表現しなくてはなりません。
関係性の一つ、手前と奥をクリアにしていこう!
ここからは、細かく描くことも増えますが、大きく見ることが大事です。
離れて見るが、ここからさらに求められます。
では、レッツスタート!!
はじめに、それぞれのモチーフの手前と奥を見よう。
コップでは、口の楕円部分は、手前の方が明暗がくっきり見えて、向こう側はぼんやり見えないかな?
球は、上部の明るいところをよりシャープに、きわの描き込みを加筆して、球の手前と奥の関係にシャープさを付けよう。
紙コップ、楕円の中でも手前と奥ができてきて、より自然な立体感が描けてきましたね!
線の幅もできて、全体感がいいかんじです!
第二のポイント、影の描写では、紙コップが平らな土台に置かれていることを表す作業です。
影を入れる鉛筆のタッチの方向が重要です。
平らな地面にあることを意識して影を描こう!
そして、球の明るい部分の際をしっかり見ていこう~!
細かいですが、このきわの関係をよく見ると、今までの仕事が、一気に輝きを増すんですよ~不思議です!
球の中でもさらに明るいところにも手前と奥があるね。
球も柔らかい丸みを持った立体感が際立ってきたね!
ここまで来たら、最後は離れて見て、全体のバランスを見ましょう~!
球の下の台座が影で暗いのはわかるのですが、均一的な鉛筆の色になっています。
他と比べて見れていない感じを受けます。
最後にこんなことが出てきたりするのです~~!
他が良いのに、ここだけで、全体ができてない印象になってしまいます。
離れて見て、バランスをとっていこう~!
そして完成です!!!
二つのモチーフのつながりもしっかりできています。
大きな空間と個々の描写もしっかりできて、とても自然な調子のいいデッサンとなりました。
それぞれの立体感もしっかり追っている前向きな感じが好印象です。
球の大きなボリュームも表されいてます。
二つのモチーフの配置も画用紙によく取れています。
この調子で、数をこなして、いきましょう~!!
次の課題は質感です!
レッツトライ!!
楽しみじゃんね!
けやき画塾