受験クラス「布・紙風船・コカ・コーラーペットボトル」4回目
2021年2月15日
久しぶりの雨ですね。
さあ、がんばろう~!
2月14日(日)、受験クラスにて、鉛筆デッサン「布・紙風船・コカ・コーラーペットボトル」4回目を行いました。
先日は、細かい描写も入り、イメージが見えてきました。
今回は、もう少し色をのせて、強さを出していきたいです。
そして、もう一度大きな立体感を見ていき、細かい描写にまとまりをつけていきたいですね。
では、本日のポイントは、
今回のキーポイントは、今までの描写を一段階深くすることですね。
レッツスタート!!
まずは、コーラの色を濃くしていきました。
4B~5Bぐらいでもう一度しっかり色をのせていきました。
これは、なかなか勇気がいりますね。
今までのトーンを壊す感じで・・・。しかしここは思い切って色を入れましょう。
デッサンは色の強さも大事ですね。
色のってきました!コーラの黒さ出てきましたね!
そして、ペットボトルですので、ぴかっと光っているところ、すごく濃いところがあると思います。
そこを描き込んで、さらにトーンの幅を広げてみよう!
そして、紙風船です。
紙風船の細かい表面の凸凹をよく見て描いていますが、すこし、表面的で立体感がなくなってきました。
そこで、もう一度球体として、立体を起こしていきましょう。
描写を押さえて、一体感を持たせるよう、大きくタッチを入れていきました。
これまた、いままでの描写をつぶすようで怖いのですが、デッサンですので、何度も繰り返して、作っていくことが大事ですね。
いい感じに、大きく面で押さえています!
いい感じにモチーフが強くなってきましたので、最後は布と、空間を見ていきましょう。
モチーフがどのように置かれているかを描くためにも、光と影、影も描きましょう。
そして、布は、ぺら~としていますが、厚みと、柔らかさを描いて、動きを加えましょう。
この課題に取り組んで4回目ですので、ここで一度リミットを設けたとして、最後の全体感の確認をしながら最後の15分は描きました。
いい感じに紙風船も大きなまとまりの中に細かい描写があり、すっきりしています。
ペットボトルも濃い色を思い切って入れて、手前感も出ました。もう一つ濃いところがあると、もっと引き締まると思います。
そして、布ですが、ペットボトルと紙風船の間は、大きな空間があります。
この空間をいかすのも殺すのも布の描写にかかっています。
しっかり最後、布の動きを感じて、描写を加えられています。
あともう少し柔らさを入れられるとよりいい感じに布を表現できると思います。
繊細な描写、細かいところもしっかり見れています。
紙風船の描写、とても美しくなりました。
次回は、最後の一回とし、できるところまで、思い切ってとことん描いてみよう!
けやき画塾