受験クラス「模写 ミケランジェロの素描」
2021年4月26日
今年の夏は、猛暑が早く来るようです!
さあ、がんばろう~!
4月24日(土)、受験クラスにて「模写 ミケランジェロの素描」を行いました。
ゴールデンウィーク中に自画像を描いてきてもらうため、その練習です。
名画から学んでレッツゴーです。
ミケランゲロ・ブオナローティ(1475‐1564)イタリアのルネサンス期の彫刻家、画家、建築家、詩人。西洋美術史上のあらゆる分野に、大きな影響を与えた作家です。
レオナル・ド・ダ・ヴィンチと同時期に活躍した作家です。
仕事量が半端なかったということです。次から次と仕事が舞い込み、弟子に頼まず、すべて自分がしないと気が済まなかった人だそうです。
代表作:彫刻「ダビデ像」、彫刻「ピエタ」、壁画「最後の審判」、壁画「システィーナ礼拝堂天井画」など
ミケランジェロはたくさんの美しいデッサンも残しています。
素描はデッサンという意味です。
ミケランジェロ大師匠から技をいただきたく、模写しましょう~!
モチーフ画像は、
作品名:『理想の頭部』
制作者:ミケランジェロ 制昨年不明
素材・サイズ:赤チョーク、紙 20.5 x 16.5 cm
アシュモリアン博物館オックスフォード蔵(イギリス)
今回は、マス目を作り、そこから形を正確にとる練習をします。
また、描写では、ハッチング、タッチの技をよく観察して描いていきましょう!
レッツスタート!!
マス目は正確にとりましょう!
縦、横の比率に気をつけてマス目を描いていきましょう。これが間違っていると、形がめちゃくるってきます。
そして、マス目の線に接している画像の点を取ります。
そしてそれをなげてイメージ大きくとります。
始めはこれが大事です。大きく見る練習です。
大きくとってから、細部に移るようにします。
全体的に進めることで、間違いに気づきやすく、大きくバランスが取れます。
そして、もう一つの目的、描写の技法の観察です。
タッチ、ハッチングです。線の方向、どのように、線を重ねているか。
この線は何を表しているか。線の強弱など。描きながら、観察して、ミケランジェロ大師匠に聞いてみてください。
本日時間となりました。
大きく見ながら進めらて、良いと思います。
タッチも面に沿って描かれて、タッチの働きも実感できたのではと思います。
では、ゴールデンウィーク、じっくり自画像デッサンがんばってください~!!
楽しみにしてます!
けやき画塾