けやき画塾

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土曜日受験クラス「立方体のデッサン」


夕暮れが、若干秋めいているような~

さあ、がんばろう~

8月28日(土)、土曜日受験クラスにて「立方体のデッサン」を行いました。

前回は円柱をデッサンしました。

今回は、立方体です。

簡単そうに見えて、めちゃ難しいです。

レッツスタート!

立方体のデッサンで注意したいのが、

①パースに注意

②線の傾きをよく見ること

③明暗の描き分け

です。

①のパースは遠近法です。だんだん奥に向かって小さくなっていき、集約され消失点に集まります。

「パースを意識する」と言うと、「遠近法の考え方にのっとって立体的に描く」ということになります。

ここで注意したいのが、奥へ向かうほど狭まることをポイントとして持っておくことです。わかっていても、奥が開いて「逆パース」になってしまいます。

そして、パースの付けすぎもわざとらしく、頭だけで描いたようになりますので、注意です。

②線の傾きをよく見ることは、①につながりますが、どれぐらい角度をもって傾いているか、それぞれと比較することが大事です。

向かい合った線は平行を意識することも大事です。

③明暗の描き分けは、立方体ははっきりした面の構成でできています。なので、明暗をよく見て表現することで、より立体感が描けます。

 

微妙な傾きの違いで、パースが開いたりしてしまいます。

部分を描きなおしたら、全体を見てバランスを整えました。

そして、立方体は特に、近くで見て描いているだけでは、狂いに気付けなかったりします。

離して見ることがいかに大事か、思い知らされるのが立方体です。

何回も離れて自分で狂いを気付けるようになろう~!

そして、明暗描き込みました。

白いものですが、陰影があります。

しっかり色を置いて3面描き分けました。

そして、完成です。

始めの大きな描き出しから、パースの意識がしっかりしていると感じました。

それをよりしっかりさせるためにも、比較、ものの傾きも実際測ってこれでよいか確認していくことも大事ですね。

若干上面が大きく感じます、上からのぞき気味で見ていたかんじです。パッと見の印象も大事です。

明暗は大きく見れています。

積極的に色ものせていてよいですね。

最後まで大きくバランスを取ってみることが大事ですね!

この調子で鉛筆デッサンがんばろう~!

 

 

 

 



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