けやき画塾

Close

Blog

少年・土曜日・隔週(B)10:00~11:30「野草を描こう」


菜の花の黄色も素敵ですが、最近タンポポの黄色も好きな、けやき画塾です。

最近、散歩していると、道の脇に生えている野草の多種多様さと元気さに、目が釘付けです。

野草は、寒い冬を乗り越え、元気いっぱい太陽の光を浴びようと成長しています。たくましい~~

そして、野草の花も可憐に咲いています。

細かい花が多く、葉の間からちらちら見える感じも、いとおつです!

そのなかで、タンポポはよく見ないと通り過ぎてしまう感じです。

背がそんなに高くなく地に近い育成環境と、数が密集して咲いていない、ぽつぽつ生えている感じが理由です。

子どもの頃は、どこでもある地味な感じでそんなに好きではなかったのですが、

いまはなんだか、がんばってる感じと、意外にデザインが個性的なところ、葉っぱがギザギザで、花も黄色が温かみがあって、ほそい花びらが複雑で、好きです。

そんな最近のたんぽぽ、ニホンタンポポとセイヨウタンポポという2つの違うタンポポがあるということです。

知らなかった・・・。

ニホンタンポポは日本の固有種のタンポポで、セイヨウタンポポは外来種です。

最近では約8割がセイヨウタンポポ類だといわれています。

そのような状況ですが、ニホンタンポポも春には、昔から環境の変化が少ない場所でしっかり咲いているようです。例えば、神社や田畑など。

セイヨウタンポポとニホンタンポポの見分け方は、花びらの付け根にある緑の部分、総苞片(そうほうへん)が反り返っているかどうかです。

ニホンタンポポは、総苞片が閉じている(丸まっている)。

セイヨウタンポポは、総苞片が反り返っている。

違いは、花の裏側に隠されていました!

これはちょっとした楽しみができました。タンポポあるあるですね!

皆さんもちょっと散歩される際は、タンポポあるあるしてみてください!

 

今回は、少年・土曜日・隔週(B)10:00 ~11:30にて、平面「野草を描こう」をおこないました。

ポイントは、

①身近な自然、豊かな形

②それぞれの特徴をよく見て、描こう

③墨で描くと線が面白いね!

です。

身近なものからたくさん発見しよう!!

レッツスタート!

その前に、急いで、道脇に生えている野草を取りに行きました!

色んな野草が生えてるね!

好きな形の野草を選んでもって帰ろう~

ですが、アブラムシが苦手ということで、先生がつみとりました^^

描画は、割り箸を削り、ペンにしました。墨汁を使って描きます。

細かく描けて、いい味で出ますね!!

割り箸ペンはさきを削ることができるので、自分で好きな幅に調節できるのがいいね!

墨汁はにじみ、こすれ、などたくさんの線描表現が出来ます。

野草を5~6種類取ってきたので、どんどん描いていきましょう~

そのまま形をなぞっています!おお、それもまた面白いね!!

葉の葉脈はなんと、爪楊枝をさらに削って細くしたものを使いました!

線の表現の幅が多様で面白い!

描いているうちに、図鑑みたいだな~ということで、野草の名前も書いて、草図鑑にしました!

しかし野草の名前をよく知っててびっくり!すごいね。

いいじゃん~~^^

そして、着彩は、パステルで柔らかく色をのせました。

途中、事件がおこりました。

生徒さんの服のそでが・・・・

赤いパステルがひじの辺りまで刷り込まれていました・・・・おおお・・・

大変でしたが、石鹸でもんで、なんとかとれました。

以後気をつけねばねば・・・

そして、完成しました!!

 

野草のそれぞれの形をよく見て描けています。細かいところもしっかり描いて、まさに図鑑!

墨汁の風合いも活きています。野草の軽やかさ出ています。

2020年4月、自分が住む近くの道で採取した自然、野草です。

こんな野草が生えていました。

大きくなっても同じ野草が生えているか調べてみてくださいね!!

ステイホームな今日ですが、身近な自然から面白いこと発見してみてください!!

けやき画塾

 

 

 

 

 

 



コメントをどうぞ

メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。
また、* が付いている欄は必須項目となりますので、必ずご記入をお願いします。