中高生クラス「夏野菜のデッサン」2回目
2020年7月19日
急にめちゃ暑いですね、けやき画塾です。
今週末は雨で来週も雨になると予報で聞いていましたが、この快晴!!
明日はどうなのかしら・・・これは梅雨開けではでは。
油断は大敵ですが・・・暑い。
7月17日~21日の期間は、
鷹乃学習(たか すなわち わざをならう / がくしゅうす)
七十二候の一つ小暑の末候。
鷹の幼鳥が飛ぶことを覚える頃。
この候が終わると大暑になり、本格的な暑い夏の始まりだ~~。
5~6月に孵化したヒナがこの頃に親から飛び方や狩りの仕方、技を覚え、独り立ちに備えます。
最近聞こえる鳥の鳴き声、巣立ちのときに向けてがんばってる小鳥たちの姿を想像しますね~~
ちょっと、今からそっちに飛ぶから待っててよ、お母さん~~
「学而不思則罔 思而不学則殆」
学んで思わざれば即ち罔(くら)し。
思うて学ばざれば即ち殆(あやう)し。
孔子 論語(為政第二)
物事を正しく判断するには、知識だけではだめだと言う孔子の考え方です。
斉藤孝監修 1分間論語より
学ぶだけで思考しなければ知識を生かすことができず、思考するばかりで知識を学ばなければ賢明な判断ができない。
小鳥たちも、親から技と知識を学び、これから現場で自分で考え実践していくのでしょう。
そして、知恵を身につけて知識と知恵の両輪で、立派に独り立ちしていくのでしょうネ。
がんばれ~~ピッピリピーーーーア
本日は中高生クラスにて、鉛筆デッサン「夏野菜のデッサン」2回目を行いました。
一回目で、形と構図はとれましたので、今回は描きこみに入りましょう~楽しみですか???^^
本日のポイントは、
描きこみといっても、細かくならず、①番のことはしっかり頭に置いて取り組んでいってね!!
大きく見ながら、細かく描くことが大切です。
しっかり、真ん中のとうもろこし描き込むことで、画面が起き上がってきます。
それを今回目指して、レッツトライだ!!
では、ピッピリピーーーーア(レッツスタート)!
まず、とうもろこしですが、円筒形が横になってることをイメージしながら、立体感を付けていきます。
おしりから、ひげの先まで一体として見て加筆することが、大切。
粒も細かく描きましたが、これも円筒形の表面にあるものとして、全体的に大きく見て描くことがキーポイントで~す。
鉛筆の加筆は、立体を構成する面としてタッチを重ねていくのと、平面的に色を塗っていくのとでは違ってきます。
ここが、セザンヌ大先輩からのアドバイス、知識と知恵ですね!!
ピッピリピーーーーア!
そして、とうもろこしのおしりと、頭もしっかり描きこみます!コーンの粒に目が集中しがちですが、
頭の先からつま先まで神経を集中させて踊るバレエのように・・・
全体的に描き込む事によって、存在感が半端ね~~~くなります。
ひげ、面白いね、ふふふ!
そして、葉も描きましょう~。
とうもろこしの葉は、グラデーションがかかってます。葉をよく観察して、色味、細部バランスよく描いていこう!!
葉の色が入って、画面締まったね!
そして、生徒さんの鉛筆も進む!!葉っぱ描くの楽しいってポツリ!!
デッサンは、急に絵が立ち上がってくるよね!!テンションあがる~~~
とうもろこし、少々干からびてますが、お許しあれ~~~
いい感じになってきたんじゃあーりませんか!!
頭、つま先を描き込んだら、今まで描いた粒のところもより全体的に見て、描き込んで、バランスをとっていきましょう!!
いったりきたり、いったりきたり・・・・ピッピリピーーーーア
そして本日終了~~~
時間内に、きっちり目標の仕事ができたんじゃないかしら!!よし!
自分の感じるトーンを作り出し、しっかりバランス見て描いています!
とうもろこしがしっかり描き込まれることで、画面に動き出てきました!
葉っぱの描写もすっきりしてバランスがいいです!
きょうもいい仕事したね、ご飯がうまい!!ってやつですね!
来週はなすび、トマトの描きこみ。鉛筆の色の幅を出して、
鉛筆デッサン、探究していこう~~
ピッピリピーーーーーーーーーア!!
けやき画塾