中高生クラス「人物画 頭部のエンピツデッサン」2回目!!
2020年8月23日
顔の分析楽しいな、けやき画塾です。
顔っておもしろいですね。
目鼻口とみんなパーツは同じなのに、ちょっと、ほんまにちょっとの違いで、顔がみんな違うんです。
形、位置、バランス、などなど。
ほんとちょっとの違いの掛け合わせで、倍の倍違って、無数の違いが生まれ、みんな違ってそれがいいってなるんだな~と感じます。
そしてそれにプラスして、表情が入ってきて、印象もガラッと変わりますね。
その人がよりよく表現されている表情を引き出す。結果的にそれは、その人の魅力やよい印象を引き出すことにつながるのです。
表情には、その人となりがより強くあらわれるのです。その人の顔とは、その人がよくする表情なのです。
ふだん元気でエネルギーに満ちて美しかった友達が、ふと見せるぼんやりした無表情の顔を見て、印象が全く違って驚いたことはないでしょうか。無表情には、魅力も個性もそぎ落とされてしまった印象があるように思います。顔はつくりではなくて、表情なのです。それには表情を作る筋肉の動きが大きく貢献しています。
売れている芸能人の顔を思い起こしてみましょう。それぞれ、どこか特徴をもっているのではないでしょうか。完璧で整った、平均したような顔は、引っかかりがなくて記憶に残らないのです。
顔は人との関係の中にあり、人との関係の中で判断されるのです。
顔とは、人との関係の中にできあがるものなのでしょう。
そもそもが、自分以外の周りの人たちに見られているのが、自分の顔です。あなたの顔は、周りの人たちとつながる役割をしているわけですが、自分はどんな顔をしているか、自分にはよくわかりません。時には鏡で自分の顔を観察して、自分の今の状態をチェックする目を持ってみてはどうでしょうか。疲れていないか、人間関係がうまくいっているか、自分を見直すきっかけになるかもしれません。 顔の魅力について語った本章に矛盾するようですが、外見的な美醜だけで顔を判断するとしたら、それは人間として単純すぎるのかもしれません。魅力は動物としての本性から出たものですが、人間は動物よりもずっと複雑な社会に生きているのです。そんな社会の中では、魅力的な顔よりも「いい顔」であることの方が大切なのです。
自分の内面にも真摯に向き合い磨き上げていく。それが顔というものなのです。
自分にあたえられたものをよく知ること、もしそこに決定的な問題を見出したとしても、克服する努力をすること。その前向きな態度こそが、人を引き付ける魅力となるのでしょう。そして私たちはこうした魅力を、動物的な勘で持って感じ取っているのかもしれません。それがオーラとよばれたり、雰囲気といわれたり、あるいは「表情がいいんだよね」といったことに帰結するのでしょう。
自分の顔が好きですか?「顔」の心理学 山口真美著 より抜粋
顔、奥が深すぎです。そこが、面白いところでもありますね。
イケメンは、美しいだけでなく、人との関係でイケメンとなる。
なるほろ~ムムム
本日は中高生クラスにて「人物画 頭部のエンピツデッサン」2回目を行いました。
先日は鼻から描き口で終わっていました。
ここから、あご、耳、首へと進めていきたいと思います。
本日のポイントは、
インクがうっすーーーい。
すいません、次回までペン要購入デス!
イケメンの道は山あり谷あり耳ありやな!
そしてあごは、顔を支えいます。
原始的な生物にとっての顔は、食物を食べる口だけだった・・・深海魚みたいな・・・
進化に伴い、様々な感覚を受け取れるように、目や鼻などが出来てきたとのことです!
あご、大切ですね!
そして、首!彫刻では首像と言うほど、首が重要な部分になります。
では、イケメンの道へレッツスタート!
あごの描写は、顔の中心軸をしっかりとらえることが大切です。
そして、あごは団子がついてるイメージで、丸みがあります。その丸みを立体的にとらえ、描写していくと、あご先の前に突き出た感じも描けてきます。
面にそって、鉛筆のタッチを入れていくことがミソです!
また、あごの下には首につながる下面があります。グッと影になったいるので、黒くして首につながる意識で描いていこう!
あごができてきたので、その延長で、耳を描きました。
耳は、ちょっと不気味だよね~。
描いてても、ちょっとなんか気持ち悪い~てなかんじだよね。
渦巻く迷宮・・・耳
耳だけのでかい彫刻や、マジックもあるよね!
耳の向きもいい感じ、そして山あり谷あり、明暗が複雑になっていますがよく見て描くとことが近道だね!
耳を省略ぎみにかきがちだけど、しっかり描くと、顔に密度が出るから、要描写デス!
耳、できたね!!
そして、その流れで、首だね!頭を支えている首。しっかり支えられるように円柱形を意識的に作っていきましょう。
その上に筋肉や、筋、の凹凸が出できます。まず重いものを支えられる量感をつけましょう。
首だけを描くと長さが短く感じますが、首から、鎖骨、肩までのつながりで描くと、全体の流れが出来て、長くなります。
その流れが首だね!
そして、
その首の描写で出来た縦の流れを頭部にも持ってきましょう~
暗部の側面を作って縦のつながりを確認していきましょう!
暗い面を作って、光の確認もできるね!
全体像が出てきたヤン!
それでは、中央にいきもしょうか~
目の位置をしっかり確認して描きましょう。
目の傾き、目頭、目じりの位置をしっかり他のパーツと比較して、決めていったください!
ついに、目来た~!!
細かいところは置いといて、目の向き、目の玉がどんな感じに頭蓋骨に入っているか感じて描いていくと、ウッスーイ感じにはナラナイヨ!
イケメンあらわれてきたぁぁぁぁぁぁ~!!!!!
さわやか~
全体的にイメージが現れて、テンションもアップ!!
そして、全体が見えてきたからこそ気になる部分も見えてきたようです。
口の位置が気になるみたいです。
次回要チェックだね。
鼻と口の間の距離をもう一度見直して、立体構造をもっと探って、影をつけていくのもいいね!
先週は鼻と口だけだったけど、今日で、こんなに出来てきて、めちゃいいかんじゃんか~!
この調子で、テンション大事にして、イケメンの道へ、一歩一歩行きましょう~!!!!
イケメンへの道はつづく・・・・・・・・・・・・
乞うご期待!
けやき画塾