受験クラス「円筒形の鉛筆デッサン」3回目、完成!
2020年12月8日
空気が澄んできて、冬が来た~て感じる今日この頃!
さあ、がんばろう~!
本日は、受験クラスにて「円筒形の鉛筆デッサン」3回目を行いました。
完成となりました!
前回は光の描写に入り、トーンが自然になりつつあるところで終わりました。
いいところまでいってます~、もう一歩進むとビシッと引き締まったデッサンになると思います。
生徒さんもとことんやってみる~とのことで、今回は完成を目指し、全体的に見ながらしまったデッサンにしよう!!
本日のポイントは、
①下部の描き込みで上部とのバランスを取ろう
②アウトラインの強弱
③完成させよう!
です!!
上部と下部の描写のバランスがちょっとずれてきている印象です。
そしてアウトラインの表現が弱い感じがします。
気持ち強弱をつけてやると立体が強くなります。
これは、ほんとによーく見てやらないと不自然になり失敗するので、気をつけてね~~!
最後に今日絶対完成させるという意気込みが絵に伝わったりします!
ほな、デッサンは全体感がめちゃ大事です。
しっかり詰めていきましょう~~
では、レッツスタート!!
下部がなぜ上部より描写が弱くなっているのか。
原因を考えてみよう~
1.上部の方が描きやすい位置にある
2.下部はトーンが複雑でわかりにくい
これが原因ではないかと考えます。
解決策としては、
「1.上部の方が描きやすい位置にある」では、目線が一定の場所に集中しやすいことがあるね。
画用紙をよく動かして、いろんな方向から見てみるのもいいかもね!
机で描いてるから描きにくいのもあるかもしれないが、受験の際もどんな状況で描くかわからないので、
視点を動かすように意識して描くとよいね!
「2.下部はトーンが複雑でわかりにくい」では、モチーフの表面は、地面からの跳ね返りの光や、光の届き具合も上部より弱くぼやーと複雑な表情をしています。
ここでは見えない分、頭が必要になってくる場面です。
立体構造を軸に、ものがどのような状態であるか頭で理解し、それを整理して描くことが大事になります。
現在では、中間トーンと暗い部分のハーフトーンが同じ色味になっていて、立体感が弱まっていいる印象です。
立体感をもう一度お越し、トーンの調整をしていきましょう!
これは数をこなせばわかってくるので、実践で身につけていこう~~!!
だいぶ上部と下部の描き込みがバランスよくなってきました!
では最後の追い込みいきましょか~~
上の面にもタッチを入れて、平たい面を感じさせましょう~
明るいところなので、軽く丁寧にタッチを詰めてさらっと描きましょう~!
そして、光の方向は左なので、左側は、消しゴムでタッチを入れて、変化させましょう~
いい感じじゃんか~~~
めちゃ絵が引き締まってきましたね!
最後にアウトラインは、暗い方のアウトラインは気持ち強弱付けて強さを出しましょう~
明るい部分では回り込みを意識して、気持ち回り込みのタッチを追加しましょう~
ここまで来たら、このこの気持ちっていう微妙なさじ加減が大事ですね~~~!
あとちょっと!!がんばっべべ~~
明るい部分も消しゴムでもう一度立体感を起こして~
完成です!!
立体をしっかり追いかけた、引き締まったデッサンになりました!!
立体の形の測り方から、トーン作り、そして光の描き込みと、しっかり一歩一歩過程を積み上げて作られた良いデッサンです。
形はとても大事で、常に狂いを意識して、直していたので、しゅっと美しい形になっています。
そして、トーンですが、いろんな方向からタッチを入れることで大きなボリュームが表現できています。
最終段階では、タッチの密度をより増しで、丁寧に置くことが大切になるね!
最後に立体感が再度描き込まれ、強さも増して、描写の充実感も感じます。
この様にしっかり過程を積んで練習すれば、本番でも焦らずじっくり取り組む力が身に付きます!
いい取り組みできました!
では、次もがんばろう~~!!
けやき画塾